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日本橋蛎殻町の歴史と由来:知られざる江戸の風情

東京・日本橋の一角に佇む 蛎殻町(かきがらちょう)
その名の由来をご存じでしょうか?

地名由来には諸説あり、江戸時代、この地は隅田川に近く、当時の建築や道の舗装に牡蠣殻が利用され、あたりには大量の殻が積まれていたといいます。その風景から「蛎殻町」という地名がついたそうです。

歴史を彩る人物たち

蛎殻町には江戸時代から多くの商人や文化人が暮らしました。その中でも特筆すべきは、 十返舎一九(じっぺんしゃいっく)。彼の代表作『東海道中膝栗毛』は、弥次さん喜多さんの珍道中を描いた滑稽本で、江戸庶民に愛されました。十返舎一九は一時期、日本橋周辺に住んでいたとされているようです(真意は定かではありません)、その作品の中にも当時の日本橋界隈の様子が垣間見えます。

また、近くには 水天宮 があり、安産・子授けの神様として広く信仰を集めています。元々は久留米藩主・有馬家の江戸屋敷内に祀られていたものが、明治期に現在の地に移されたのです。毎月5日の縁日には、多くの人が参拝に訪れます。

蛎殻町の隠れたトリビア

実は蛎殻町には、江戸時代に「料理の名店」が多く集まっていました。現在のようなレストラン街の原型とも言えるエリアだったのです。特に すっぽん料理 の名店が並び、江戸の美食家たちが集まる場所でした。こうした文化が脈々と受け継がれ、現代でもこのエリアにはこだわりの飲食店が点在しています。

歴史ある街で、特別なひとときを

そんな歴史と風情が残る日本橋蛎殻町。
この地に根付く伝統と美食の文化を受け継ぐレストランとして、プラナバルカでは厳選された食材とシェフの技で、皆さまをお迎えいたします。

ランチに、ディナーに。
江戸情緒を感じる日本橋蛎殻町の散策の後に、ぜひプラナバルカへお立ち寄りください。
美味しいお料理と共に、特別な時間をお届けします。

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